人間の食べ物の中には、ペットが食べると中毒や病気を引き起こすものがあります。
残念ながら、ペットは自分では食べていいものかどうか判断できませんので、飼い主様が正しい知識を持って日頃から気を付ける必要があります。
万が一、食べてしまった、もしくは食べた可能性のある場合は、至急ご来院の上、
①摂取時刻(食べた時間)、②摂取量(食べた量)、③症状の有無、をお伝え下さい。
ここでは特に危険性の高い、代表的なものをご紹介いたします。
1.ネギ類
ネギ・タマネギ・ニラ・ニンニク。
食べると、赤血球が破壊され、貧血を引き起こします(タマネギ中毒)。
お料理から取り除いても、中毒成分は残りますので、与えないようにしましょう。
症状が出るまで数日かかることがあるため、食べた可能性がある場合は至急ご来院下さい。
2.チョコレート(カカオ類)
チョコレートやココアに含まれるテオブロミンやカフェインによって中毒を起こします(チョコレート中毒)。
特にブラックチョコには中毒成分が多量に含まれるため要注意です。
3.ブドウ類
ブドウ・レーズン。
腎不全を引き起こします。
4.キシリトール
犬に低血糖を誘発します。
猫への影響は不明です。
5.鶏の骨
噛んだ時に鋭く尖り、食道や胃腸を損傷します。
6.ホウレンソウ
膀胱結石の原因となるシュウ酸を大量に含みます。
7.カフェイン
お茶・コーラ・コーヒーなど。
心臓や神経系へ過剰な興奮を引き起こします。
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